julyjuly

日記だとか文学音楽に関してだとか創作物の断片だとかです。
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つまるところ
池の中に落としてしまった斧を持った女神に、なんだか長い話の後で『それで、結局あなたが一番やりたいことは一体何なのですか』と問われるならば(正直に答えないと斧は返ってこない)、わたしはただ、「人の心を手で掴んでそこにあるものを引きずり出したり揺さぶったりしたいのです」と答えるのだと思う。

特別なものがそこにあるのならばまっすぐそれに向かいたい。わたしとあなたの周りにある虚勢も言い訳も体面も何もかも剥ぎ取ってしまいたい。あなたやわたしのなかに特別な(もしくは特別でない)何かがあるのならば、そしてあなたがそれに気づいていないのならば、わたしはそれにこの手で触れて、それを揺さぶることで、あなたにその存在を気づかせたい。何とかしてその姿かたちを捉えてみたい。世界の色々なところ、ぱっと見では気づかないような場所に潜む闇があるのなら、わたしはそれをこの手で目の前に引きずり出してみたい。その闇の本質のようなものを、ほんの少しでも捉えてみたい。

わたしが昔から一番恐れているのは、慣れることであり、想像力を殺すことであり、停止することだ。

でも、停止、を受け入れているかに見えるあなたにだって、一枚皮を剥げばそこには、とんでもなく柔らかく暖かいものや、とんでもなく深い闇を持っているのだろうと思う。わたしはそれを見てみたい。そして、あなたにもそれを見て欲しい。だからわたしは、「ただの繰り返し」(のように見えるもの)を壊してしまいたい。

あなたにとっては良い迷惑なのかもしれない。だからわたしはこれまで、色々なものを壊してきたのだろうし、それにはあなたとの関係も含まれる。しかしそんな風に何かを壊すことでしか自分を表現できないのがわたしなのだったら、それを認めてしまわなければ始まらない。
ようやく最近わかってきたのだけれど、わたしはそのようにしか生きられないのだと思う。

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わたしがこういうことをいつも考えている訳でもないのです。
| なつき | 思ったこと | 01:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
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